軒天の種類
2024/09/21
朝から肌寒いです。
前回のブログの続きです!
本日は【軒天の種類】についてご紹介させていただきます!
軒天は木材系、不燃材、金属系の3種類に分類されています。
1.木材系(ベニヤ板・合板)
新築で使用されることはありませんが安価に軒天補修を行いたい場合に使用されることがあります。
経年劣化により接着力が弱まり表層が剥がれてしまうことがあるため10年以上経過している場合の多くは塗装ができず張り替えや増長補修が必要です。
※模様のシートを被せたものを化粧合板や化粧板といいます。
2.不燃材(ケイカル板・スラグ石膏板・フレキシブルボード)
新築やリフォームに多く使用され、性能とコストのバランスが非常に良い軒天材です。
■ケイカル板(ケイ酸カルシウム板)
耐火性や防水性に優れていますが吸水性が高いため塗装による塗膜保護が必要です。
※雨水による湿気が屋根裏に残ると野地板や垂木の腐食の原因となるため通気性のために表面に小さな穴が開いている有孔ボードがあります。
※ケイカル板は珪藻土、消石灰(水酸化カルシウム)、石綿(アスベスト)、水でできた合板です。
■スラグ石膏板(エクセルボード)
スラグとは必要なものを取り除いた後の残りかす鉱物のことです。
それに再利用された石膏を混ぜ合わせたものがスラグ石膏板(エクセルボード)です。
※元々が鉱物と燃えない素材のため法廷不燃材に認定されています。
■フレキシブルボード(繊維強化セメント板)
耐水性や防カビ抵抗性に優れているため軒天材として多く使用されています。
強度に大変優れた素材ですが重さがケイカル板の2倍近くあるため下地の強度を確認してから施工する必要があります。
3.金属系(ガルバリウム鋼板・アルミスパンドレル)
屋根材の中で普及率が高い軽量の金属系であり既存軒天を覆うように施工(カバー工法)することで腐食を防ぐことができます。
ガルバリウム鋼板やアルミスパンドレルは錆びにくい素材であるため塗装の回数は少なくできますが錆が発生すると耐久性や美観性が低下してしまいます。15-20年程度で錆止め塗装と仕上げ塗装が必要です。
※ケイカル板やスラグ石膏ボード、フレキシブルボードに比べて耐火性が優れています。
※最近では木目調の模様をプリントした鋼板もあります。
皆様の大切なお住まいを長持ちさせるためにも定期メンテナンスをお勧めしております!
当社では地域密着型で外壁塗装や屋根塗装をメインにリフォーム業を行い、
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